目に見えるもので、人が作ったもので、こんなに美しい移ろいがあるのか。。と、灯すたびに様々な感動をいただいています。

そういう蝋燭を作るのは河合悠さんです。今回の展示は、蝋燭と、悠さんと目があった「もの」たちの舞台なのだとおもいます。

悠さんは、わたしの曖昧さを面白がってくださる。安心します。今回の共演も、わたしの聴きだす力、悠さんの見いだす力で遊びます。

悠さんのお言葉です。

「ライブに来て下さる方に一つだけ持ってきて頂きたいものがあります。

ライブに来られる道中で拾ったものを持ってきて下さい。

何気なく気に留まったもの、ふと、目に留まったもの。

いつも足早に過ぎていく交差点で、少しだけ立ち止まってみて下さい。

通ることのない路地に、足をむけてみて下さい。

言葉なくそこかしこに佇むものの声に、耳をかたむけてみて下さい。

会場でお持ち下さったものを受け取り、そのイメージをもとに権頭真由さんがライブにて即興演奏を行います」

おそらく、わたしの即興演奏はきっかけで、そこから何かが始まるとおもいます。楽しみ！